丁寧な説明となるべく痛くない治療

「歯医者さんはどうも苦手で…」と思う原因の多くは、治療中の痛みが心配であるということではないでしょうか?特に麻酔時は不安でドキドキするものです。患者様の不安が少しでも解消できるよう麻酔時には表面麻酔や電動麻酔器を使用し痛みの軽減をはかります。私たちは、患者様の気持ちに寄り添い、どんな時も相談して頂ける歯科医院を目指しております。症状をそのままにせず、安心してご相談ください。
虫歯の治療
虫歯の原因
虫歯は口の中にいる微生物(細菌:主にストレプトコッカスミュータンス菌)の働きによって、歯が溶かされる病気です。そして、虫歯は、多くの原因が複雑に関係しています。
歯の周りにいる微生物(主に歯垢)の中には善玉菌や悪玉菌が存在し、悪玉菌の量が増えると虫歯になりやすくなります。更に、その悪玉菌が、主に砂糖を栄養源として歯を溶かす酸を作り始めるので、この状態が長く続くと歯が溶かされ虫歯になるのです。
また、虫歯の成否には、歯の強さや、唾液によるその酸を中和する働き(緩衝力)の強さも関わっているのです。

虫歯を防ぐには
虫歯予防には、よく歯を磨き、砂糖を含む食品・お菓子・飲料水は計画的に食べるようにし、だらだら食べないよう注意することが大切なのです。そして、歯垢は24時間ぐらいで成熟した状態になるので、一日一回は念入りに歯磨きをする習慣を身につけましょう。
虫歯が進行すると
まず、虫歯は自然治癒しません。激痛のある時期がありますが、その時期を過ぎると痛みが引けてくるようです。ですが、治癒したのではなく「痛みを感じる神経が死んでしまい(腐ってしまい)、痛みを感じることができなくなった」ためです。
虫歯は、下の画像のように、進行していきます。

できてしまった虫歯を放置すると
激しい痛み・神経が壊死して顎の骨に膿が溜まる・抜歯になるなどの可能性が高くなります。重度になればなるほど治療も難しくなり治療費も多くなります。歯科医院での定期検診やクリーニングで虫歯の早期発見や虫歯予防につなげていきましょう。
歯周病治療

日本人が歯を失う原因第1位である歯周病。初期段階では痛みなどの自覚症状がほとんどありません。
そのため気付くのが遅れ受診した時には深刻な状態にまで進行していることが多く見られます。
歯周病は口の中だけでなく、糖尿病、心疾患、脳血管疾患、早産、認知症など、様々な疾患と関わっています。
重症化する前に、早期発見・早期治療、そして予防がとても大切になります。
歯周病が進行すると
歯周病はプラーク(歯垢)が原因の炎症性疾患です。汚れが溜まった状態が長く続くと、歯茎に炎症が起こり腫れたり出血しやすくなります。さらに放置すると歯を支える歯茎の中の骨が溶け、最終的に歯がぐらぐらと揺れだし抜歯になる可能性が高くなります。重症化するまでお痛みなどの自覚症状がないため気付かないことが多くとても怖い病気の一つです。

歯周病治療とは
歯科医師や歯科衛生士が歯周病検査・ブラッシング指導・歯石除去・歯面清掃などを行います。
歯周病菌が潜む歯石は、歯磨きをしても少しずつできてしまいます。一度できたら、歯磨きでは取り除けません。
歯周病の改善と、進行を止めるためには、歯科医院での定期的な歯石除去が不可欠です。
重症化するまで自覚症状が少なく再発しやすい病気、歯周病。普段から定期的なメンテナンスで進行させないことが大切です。
小児歯科
フッ素塗布
フッ素塗布とは
歯の質を強くする働きが認められているフッ素をは虫歯の予防に役立ちます。
特に乳歯や生えたばかりの永久歯はまだ歯が弱いので、フッ素塗布が有効とされています。
シーラント
シーラントとは
奥歯の噛み合わせ部分にある溝にシーラント(薄いプラスチック)をつめて虫歯を予防する方法です。
虫歯になりやすい部分である溝を埋めることで、汚れが溜まりにくくなり、虫歯予防に有効なのです。